gumiStudy#20を開催しました。

9月26日(金)にgumiStudy#20を開催しました。

gumiStudyでファシリテーターをさせていただいている高柳です。
前回の#19ではgumiのリリースしたゲームについて、関わる職種を横軸に全部見せる構成で、
ディレクター・デザイナー・エンジニアの視点からお話させていただきました。
今回は、Ver.Techと称してエンジニア視点でgumiの開発を語ってもらう場を作りました。

内容は…。gumiのiOS版『ドラゴンジェネシス -聖戦の絆-』のあるイベントに持ちいられた
AIという機能についてと、ソーシャルゲームにおけるデータの扱いを分割や整合性という面で
実例を語ってもらうという内容でした。


講演1:分割と整合性をがんばる話 ソーシャルゲームの整合性対策 gumiStudy版
登壇者:清水 佑吾氏(gumi Specialist Engineer)  

他の勉強会で話した内容をgumiStudy版としてコンパクトにまとめて話をしてもらいました。


講演2:“Erlang/OTPと組み込みLuaによる簡易AIシステム”
登壇者:@voluntas(時雨堂)  

今回のVer.Techのメインテーマを提案していただいた一緒に仕事をさせていただいている@voluntasさんにも話をしてもらえることになりました。ErlangLua、そして簡易AIという魅力的なキーワードでの講演は、参加者のうなずき度も、話から得た情報の発見度もさすがの内容でした。

当日資料:https://gist.github.com/voluntas/93ef96fb019ae73076d2



講演3:「Luaで構築するゲームAIとその実例」
登壇者:田村 祐樹(gumi corporate officer)

@voluntasさんの話に対を成す話として、ゲームにおけるAIという視点も含めてgumi側の観点で話をしていただきました。

当日資料:公開次第掲載します。

当日は参加者の方のつぶやきで補完することができますので、まとめも活用下さい。
まとめ:http://togetter.com/li/724336?page=1


3ヶ月に1度のペースで行なうように頑張ってきたgumiStudy。次回は12月を目指して興味ある、そして学びのあるコンテンツを提供していきたいと思いますので、今後の情報もconnpassでの情報、Twitterニュースリリースの情報をお待ちください。

勉強会「覚醒! JavaScriptを開催しました!!」

覚醒! JavaScriptを開催しました!!

こんにちは、はじめまして。
フロントエンドエンジニアの原口です。


もう1月も前の話になりますが、7月19日(土)に覚醒!JavaScriptという勉強会を開催しました。
ご報告が大変遅くなり申し訳ございません。


当社ではスクリプトが苦手なコーダー向けにJavaScript勉強会を週2回ほどのペースで2ヶ月ほどの期間で実施していました。
内容は、JavaScriptを使った実装をする上で、必要な言語仕様についての知識を身につけてもらうことです。


私が実際に理解してみてJavaScriptの実装に抵抗を感じなくなった知識を中心にご紹介させていただきました。


私の職種はエンジニアで、フロントエンドのHTML/CSS/JavaScriptといった技術を使い開発をしていますが、
HTML/CSSで静的な画面を作れても、JavaScriptを駆使したインタラクティブな画面実装が得意なUI実装担当者は圧倒的に少ないです。
静的な画面しか作れないということは表現の幅を狭めることにもなりますし、
ぜひJavaScriptを使った動的な画面制作にもチャレンジしていってほしいと考えています。



導入としてのJavaScript

プログラミング自体は、Webに限らずネイティブアプリの開発に関しても必要な基礎体力づくりになります。
JavaScriptテキストエディタWebブラウザさえあれば学習可能なので、導入に関して非常に敷居が低い言語になります。
導入がしやすいということは、モチベーションを下げることなくプログラミングそのものについて学ぶことができるので、
JavaScriptでコードを書くことに慣れつつ、他の言語習得にもスケールさせるにはうってつけの言語だと考えています。




今後の予定

次は10月中旬に、覚醒!JavaScript #2を予定していて、場所は弊社で企画を考えています。
テーマは、JavaScriptでのオブジェクト指向プログラミングになります。
こちらは、公式サイト、SNS等をこまめにチェックしてみてださい。

今後とも、業界を支える人たちに役立つ内容を発信しつづけたいと思いますので、
次回の勉強会にご期待ください。

gumiStudy#19を開催しました。

すっかり突然の雷雨が風物詩になりつつある6月24日(火)にgumiStudy#19を開催しました。

gumiStudyでファシリテーターをさせていただいている高柳です。前回のgumiStudy後にgumiArtStudy*1が生まれ、そちらの開催もあり、
gumiStudyの開催と報告が遅くなってしまいました。


内容は…。gumiのiOS版『ドラゴンジェネシス -聖戦の絆-』
iOS版として新しく生み出したプロジェクトの話しをエンジニアの視点だけではなく、
プロデューサー、エンジニア、デザイナーなど、ゲーム制作の全体としてお伝えしました。



講演1:ドラゴンジェネシス奮闘記:メインプログラマ:田村 祐樹(gumi執行役員

「失敗した話は、成功したポイントよりも次の人に役立つ」と普段から言っている田村から
ネイティブゲームにおける陥りやすい設計や、進め方について語ってもらいました。




講演2:プロデューサー奮闘記「〜これからプロデューサーを目指す君へ〜」:メインプロデューサー:宮川 祥太(gumi)

プロデューサーの仕事について今回の開発を振り返って失敗談やチームが動きやすくするために考え行動したことを
ポイントに分けて話をしました。




講演3:ネイティブ開発における演出制作!!〜死闘編〜:メインアートディレクター:辻畑 孝信(gumi)

Flash・Cocos2d-x+ Luaという環境で、ネイティブ開発におけるインパクト演出をどのように開発したかを
webとネイティブを比較したりしながら、説明してくれました。



各詳細については今回は9Bitさんがレポート掲載していただいているので、そちらをご覧下さい。
【セミナーレポート】開発陣が語る30万ダウンロードの人気 RPG『ドラゴンジェネシス -聖戦の絆-』開発現場の裏側
また、個人的にまとめたトゥギャッターもあります。



今後とも、業界を支える人たちに役立つ内容を発信しつづけたいと思いますので、
次回のgumiSutdyにご期待ください。

*1:※gumiArtStudyはこちらにレポートがあります。

gumiStudy#18を開催しました。

都内で大雪が予報されて開催が危ぶられた2月20日(木)にgumiStudy#18を開催しました。
gumiStudyでファシリテーターをさせていただいている高柳です。

#16でもAWSをテーマに行いましたが、今回もAWSで開催しました。16回はAWSのサービスを中心にサービスの知識と運用でのポイントというセットでお送りしましたが、今回はより使い手側に焦点をあてた回をお届けしたくて、開発者ブログ「Developers.IO(http://dev.classmethod.jp/)」においてAWSのエントリーが熱いクラスメソッドさんと、AWSを外側から語れるクラウド界を俯瞰してみれる吉田パクえさんをお呼びしての開催となりました。

http://connpass.com/event/4822/


果たして当日は雪の予報は消え去り、初めての試みとして前説に講演者を全員集めて座談形式のような感じで、今日の講演のポイントについて語ってもらいました。時間の都合でテーマで雑談してもらうところまでは行きませんでしたが、gumiStudyでは始まるまでの時間も講演者と参加者が関われるような時間にしたいと考えています。

そしてもうひとつ普段と違うことをしていて、普段のLTセッションをなくして、30分×4人というセッション構成にして、短い時間ですが集中して多くの人の話がきける形にしました。内容については今回はさすがのクラスメソッドさんということでDevelopers.IOにレポートを上げていただきました。&ツイッターのまとめも作られていています。感謝です!

当日のつぶやきまとめ:Togetterまとめ(@smokeymonkey氏)
開催に関するレポートブログ
 ・gumiStudy 18に参加してきた(Developers.IO)
 ・2/20 gumistudy#18 の勉強会に参加してきました。(@web_se氏)


資料の公開はこちら
1「AutoScalingを約1年運用してみました」
 西村 遊(株式会社gumi)



2「クラメソ的CloudFormationのススメ」
 植木 和樹氏(クラスメソッドAWSコンサルティングチーム ソリューションアーキテクト)*1



3「Chef導入後のインフラ業務あれこれ」
 本間 知教(株式会社gumi)


4「2014年版 クラウドを使うユーザーが考えるべきこと」
 吉田 パクえ氏(株式会社co-meeting 取締役CTO)

【会場風景】




*1:
講演者の植木さんとは、開催された週末(2月22日土)にJAWS-UGさいたま支部で再会することに…。w
http://jawsug-saitama.doorkeeper.jp/events/8622

ハッカソン を1月18日(土)・19日(日)に弊社会議室で開催しました

こんにちは、gumiでエンジニアへの研修を担当している高柳です。
今回のレポートは「supproted by gumi」として2日間開催したハッカソンの話しです。開催のきっかけは社内のエンジニアからやってみたいという提案でした。昨年からやっと私が社員のつぶやきに対応できるようになってきたなぁという感じと、提案してくれる社員の存在はいいなぁと思いながら調整しました。ハッカソン運営のノウハウがない中での開催でしたが、参加者が楽しそうに語り合ったり、集中して開発する姿を見ていい時間を作れたなと思いました。


今回は、gumiでも初の試みということで、参加者をしぼらせていただき、社員の知り合いという範囲で募集させていただきました。またハッカソンという名を使いましたが、完全なハッカソンのカタチでの開催は経験不足というところもあり、片方の日だけでも参加できるように「ゆるい」集まりにしました。さらに途中入場、退出も可能というどちらかというとコワーキングのDropInに近いカタチで組み立てました。そのゆるさも有ったせいか、社外からの参加はデザイナ、プランナー、SIerコンサルタントと多種な方々に集まっていたく事が出来ました。すべての方が開発に参加するのではなく、アプリの開発に対して各自が持つ専門分野からのアイデアの提供、フィードバックを行なったり、ミニセッションを開催したりと、多様な視点を得る事ができる場になりました。例えばWEBサイトの再構築を目的に参加したくれたチームは、いろんな会社のフロント周りをデザインしている人たちに集まってもらいフィードバックをもらっていましたが、単に画面のレイアウトというだけでなく、サイトのコンセプトまで踏み込んだデザインについて語り合い、サイトの「軸」を発見することができたと言っていました。多様という面では開発する「チーム」も既にチームを組んで参加したところもあれば、話しをしているうちにJoinしてチームになったところや、夫婦で組むところ、一人での人など様々なチームができていて面白かったです。


そして「ゆるさ」ともう一つの特徴があり、大会議室を利用したのでレイアウトも受付とファシリティの貸し出し場所とちょっと休めるフリースペースを用意した以外は自由に使ってもらえるようにしてみました。参加者は来場するとまず自分を紹介するJOIN CARDを作成して、次に自分の居場所を机と椅子で好きな場所に島を作る。そんなカタチでハッカソンの場が作られて行きました。写真はbefore afterです。











セッション的に挟んだ開発途中でのフィードバックについては少し工夫をして、コワーキングスペースで行なわれるJELLYというプレゼン形式で行ないました。まずプレゼンを行い、参加者からのフィードバック、そしてフィードバックを整理して開発に活かせるようにしていく。レイアウトが自由にできることを活かして、参加者同士が机をJOINさせたりと自由な感じがいい感じでした。












長い時間を共に過ごす ハッカソンの効果とも呼べるかもしれませんが、技術の話し、開発の話し、アイデアの話し、自然と語り合うすがたも見受けられました。交流自体もハッカソンの楽しさの一つとして提供できたのではないかと思います。(交流を促す役割をファシリテーターが担い、参加者をつなぐようなこともしたことも役に立ったかもしれません。)


アプリ開発を目的とした参加者は2日間で完成を目指してがんばっていましたが、時間の関係で完成しないチームもでき、最後の発表はエントリー制にして、発表したいチームが発表するというカタチにしました。もちろんアプリ開発だけではない発表もこのハッカソンで得たものであればOKとしましたので、講義形式あり、デモでの笑いあり、チーム内でのサプライズあり、ミーティングの結果発表ありといろんなものをプレゼンしてくれました。発表中から食べ物や飲み物が提供され半分懇親会の雰囲気で盛り上がり、参加者全員での投票で優秀賞を決め、そのまま深い懇親会に…。画像は発表のシーンです。















片付けも参加者の方も手伝っていただいたりと、参加していただいた方にいろいろ助けていただいたハッカソンとなりました。参加者に感謝します。そんな参加者の一人のつぶやきに開催してよかったと心から思いました。



第2回の開催も検討中ですので、気になる方はgumiの公式Twitterのフォローなどをよろしくお願いします。
https://twitter.com/gumi_pr

ネイティブアプリ開発合宿l in 湯布院

土日を使って開発合宿を行なったところ、非常に良い経験となりました。合宿をやってみたいという人がいましたらご参考にどうぞ。


初日

10:00 会社集合、出発
12:30 現地到着、その後食事など
15:00 合宿場所にチェックイン、開発開始
20:00 夜の湯布院を散歩、夕御飯
22:00 開発再開

2日目

04:00 開発終了、やりきった感と今後の課題を共有して就寝
09:20 起床、チェックアウト

集ったのは、やる気はあるけどネィティブアプリ開発経験はそこまでというエンジニア5名。目標はcocos2d-xという開発環境を使ってiPhone 5で動く目覚まし時計を作ってみるというもの。

ところが到着早々に問題発生です。無線LAN設備ありを選んだのですがネットが遅いのです。かなり遅い。大きな画像をgit pushすると、他のメンバーがgit pullで失敗するという事態が起きてしまいました。

そこで急遽、1台のMacsshdを設定し、そこを起点にしてgit pull/git pushという作戦を思いつき事なきを得ました。現地ではネットが思うように使えない事もあるので、次からは無線ルータを持っていくくらいの準備が必要だなという良い教訓になりました。

開発が始まると「これってどうやるの?」「もうこんな時間!」といった声がたまに上がりながらも基本は黙々と集中して開発し、なんとか動く形にできました。

合宿の良かった点

  • 時間に追われる事で集中してコーディングできる
  • 業務から離れて新しい技術に触れられる
  • 動くものができた事で、cocos2d-xへのぼんやりとした不安がなくなり自信が付く

次回合宿の課題

  • C++の文法を調べ事に時間を取られたので、事前に予習しておく
  • 深夜まで及んでしまったので、事前にタイムスケジュールを用意して作業を調整

合宿の成果物


出来上がった画面はこんな感じです。キャラクターの画像が3秒毎に切り替わり、時間設定でアラーム機能がついてます。
近日一般公開されるかも!?乞うご期待!

gumiStudy#16を開催しました。

去る10月17日(木)に弊社大会議室にてgumiStudy#16を開催しました。
今回はAWSをテーマに、AWSの安川さんと、弊社システムオペレーションエンジニアの本間による講演を行ないました。

gumiStudy #16
【gumiのAWSの活用方法についてお話しします!!】


当日の参加者にはお菓子のグミと、一部の方には先日発売となったばかりのリアルカードをお渡しすることができました。カードは担当部署に直接交渉に行き、せしめてきました。急なことで申込者数全員分は確保できなかったので、つぶやいてくれた方や、質問してくれた方を中心にお渡ししました。

こちらが配布したパック



・第1セッション
最初のセッションはアマゾンデータサービスジャパン株式会社の安川様より「遂に出た!マネージドRedisクラスタサービスAmazon ElastiCache for Redisを徹底紹介」というタイトルで講演していただきました。参加者に合わせて説明するポイントを変更するプレゼン術もすごかったですが、参加者からの質問も具体的な経験談を元にしたものばかりで濃い内容となったのが、さすがのAWSという感じでした。


・第2セッション
休憩を挟んで2つ目のセッションは弊社、本間より「Redisへと至る、gumiデータストアの歴史」というタイトルで、gumiのデータストアの歴史を「世代」としてまとめて、世代ごとの問題点とその対応策など具体的な実例が話されました。




・ライトニングトーク
2部が終わって最後は勢いのある公募による2名と社内公募1名のライトニングトークス3本。
・『connpassのAWSの使い方』Ian Lewis さん
・『MongoDB on AWS with Replication setting』seikoudoku2000 さん
・『gumiの監視とAWSCLI』西村 遊(gumi社員)


どれも実体験からの興味深い内容で、トーカーのみなさんも懇親会で質問受けていたようでした。最後の会場のままでの懇親会は講演者の方々を中心に、エンジニアの話題や、AWSの少しつっこんだ内容などざっくばらんに話をされていました。

参加していただいた皆さん、講演を快く引き受けてくれた安川様、本当にありがとうございました!



定期的な公演の次回としては、2014年1月開催を予定しています。
テーマはまた決まり次第共有しますので、お楽しみに!!

当日のつぶやきのまとめはこちら
http://togetter.com/li/578428